赤ちゃん.netは、赤ちゃんとママのための応援サイトです

赤ちゃん.net赤ちゃんの病気, 「ね」の赤ちゃん情報 > ねふろーぜしょうこうぐん・ネフローゼ症候群

ねふろーぜしょうこうぐん・ネフローゼ症候群

ネフローゼ症候群というのは、腎臓の機能が低下し、本来なら出ないはずのたんぱく質が尿の中に排出されてしまって、 体がたんぱく質不足になり、いろいろな症状が出てくる病気です。子供のネフローゼ症候群は、 突然起こる原発性ネフローゼ症候群が多いのですが、原因はまだわかっていません。

腎臓の中には糸球体(しきゅうたい)と呼ばれる毛細血管の固まりのような組織があり、 血液の中の老廃物や余分な水分をろ過し尿を作る働きをしています。ネフローゼになるとその糸球体が障害され、 たくさんの蛋白が尿に排泄されてしまいます。このときに体に起こってくる病状をネフローゼ症候群と呼びます。

たくさんの蛋白が尿から出て行くため血液中の蛋白質が不足し、体のむくみ、尿量の低下が起こります。 血液の中に蛋白が不足している状態が続くと肝臓がそれを補おうとして蛋白を合成しはじめ、 さらにコレステロールや中性脂肪などが蛋白と結合した「リポ蛋白」 という物質も作ってしまうため血中のコレステロールが上昇する高脂血症という状態になります。 また血の中の凝固機能(血を固まらせる機能)の異常も生じ、体の静脈や動脈に血栓(血の固まり)が生じやすくなります。

診断には尿検査や血液検査が行われます。また、 腎生検といって腎臓の細胞を細い針で採取して組織を顕微鏡で詳しく調べる検査も重要です。腎生検でネフローゼの原因、 また糸球体の障害がどれだけ痛んでいるか分かります。

治療は安静と食事療法が大事です。塩分を控え、肉類や魚類、牛乳などの良質の蛋白をとらせます。そして、 薬物療法として主にステロイド剤を用います。また、ネフローゼでは血が固まりやすくなっているため、血を固まりにくくする薬 (抗血小板剤や抗凝固剤)も併用されます。

ネフローゼは、むくみなどの症状がよくなってきても、尿検査や血液検査を参考にしながら治療を続ける必要があります。 慢性の病気と言ってよく、また再発も起こる可能性のある病気ですから、主治医と連携を取りながら根気よく治療を続けましょう。

赤ちゃん.net:当サイトについてと免責事項

  • 赤ちゃん.netは個人で運営しているサイトです。
  • 記事内容は管理者が養護教諭として勉強したこと、自分で経験したことに基づいて書いています。
  • 当サイト内の掲載情報をご利用された際に発生した、いかなる損害・トラブルについても、一切の責任を負いかねますので、ご容赦ください。