AN001_L

スポンサードリンク

銅が体内の各臓器、とくに肝、腎、中枢神経系、角膜を中心に付着する病気です。3~15歳の小児期に肝障害で発見されることが多いようです。

無症状のまま肝硬変に進行し、検査ではじめて確認されることも少なくありません。肝障害は徐々に進行し、思春期すぎには肝硬変になる場合が多いのです。

急性肝炎のような経過で黄疸がでて、発症する場合もあります。中枢神経症状では、ふるえ、筋緊張亢進(きんきんちょうこうしん)、不随意運動などを生じます。

眼科検査で、銅が角膜に沈着して茶色の輪状着色を形成しているのが認められます。
腎障害では、血尿、たんぱく尿、尿細管障害があり、学校の検尿の精密検査で発見されることもあります。

ウイルソン病は、常染色体劣性遺伝性の疾患で、兄弟姉妹では、25%の確立でウイルソン病が発見されます。しかし、30%は突然異変で発症するので、必ずしも遺伝であるとは限りません。

このようにウイルソン病は、治療しなければ進行し死亡にも至る恐ろしい病気です。多くの遺伝性代謝疾患は、治療が不可能なものが多いのです、しかし、その中でもウイルソン病は、早く発見し治療することにより、健常者と同じ生活を維持することが可能だといわれています。女性の場合は、結婚や出産もあまり悩むことはありません。

治療法は、キレート剤の内服により、銅を体外に排出させます。

スポンサードリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

*

post date*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

アクセスランキング

最近のコメント

    あなたにおススメ記事

    1. AN001_L

      ジフテリア

      ジフテリア菌が、のどや鼻の粘膜に感染して起こります。38度以上の高熱やのどの痛み、嘔吐などの症状…
    2. AN001_L

      風邪(予防2)

      寒いからといって、暑すぎるのもよくありません。子供は体温が高い上に、新陳代謝が活発です。大人より…
    3. AN001_L

      ボツリヌス菌

      日本での発症のほとんどは、「いずし」と呼ばれる保存食品が原因で起こっています。ほかにも、ハム、ソ…

    ピックアップ記事

    1. AN001_L
      あごの関節が痛んだり口があきにくくなって、本来の機能が阻害された状態。最近、こどもに増えています…
    2. AN001_L
      出産は、赤ちゃんが狭い産道を通って外の世界に出てきます。その課程で、さまざまなトラブルが起きるこ…
    3. AN001_L
      疥癬虫(ヒゼンダニ)の感染で起こる皮膚病で、感染力が強く、人から人へ、また寝具を介してうつります…
    ページ上部へ戻る