XXX症候群はトリプルX症候群とも呼びます。女性のみに見られる性染色体異常です。

妊娠初期に流産した受精卵を調べると、その大部分に染色体異常があるそうです。染色体異常をもって生まれてくる赤ちゃんは、全体の0.6%といわれています。つまり、染色体異常があるとその多くは妊娠中に流産してしまうのです。

染色体には、たくさんの遺伝子がのっているので、染色体異常をもって生まれてきた赤ちゃんは遺伝子を余分に持っていたり、逆に不足しているということなので、発達の遅れや知的障害があったりといった全身的な症状がでてくるのです。

染色体異常は、染色体の突然異変によるもので、誰にでも起こる可能性があるものだそうです。

XXX症候群は、性染色体がXXXと1本多く、軽度の知的障害がみられます。約1000人に一人の割合で生まれるといわれます。

軽い知的障害がみられるだけで、ほかに症状はありません。外陰部や卵巣、子宮、膣に異常はなく、二次性徴もほとんどがふつうに現れます。妊娠・出産も可能で、その子どもの大部分は正常な染色体を持って生まれます。

卵細胞が減数分裂するときに、性染色体のXXが分離しなかったことが原因とされています。母親の高齢出産で生まれる頻度が高いといわれています。
ふつう、治療の必要はありません。

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