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心室中隔は、心臓にある4つの部屋(右心房、右心室、左心房、左心室)のうち、下の部分にある右心室と左心室のを仕切る壁のことです。
この壁に穴が開いた状態が心室中隔欠損症です。

右心室は全身から戻った血液を、肺動脈を通して肺に送る役割をしており、
左心室は肺から戻ってきた酸素をたっぷり含む血液を大動脈を通じて全身に送り出す重要な働きをしています。

この右心室と左心室に穴があいていると、左心室から右心室へ血液が流れ込み、せっかく酸素を含んだ血液が大動脈ではなく、
肺へと送られることになり、結果的には酸素を含む血液が全身に行き渡りにくくなります。

穴が開いているかどうかは、生後まもなく心臓を聴診すると雑音によって判断できます。

穴が大きい場合は、生後1、2か月頃から脈が速い、呼吸が速い、寝汗をかく、手足が冷たい、ミルクを飲むのがしんどい、
といった症状がみられます。また、長期的にみると、心臓や肺にかなりの負担がかかりますので、のちのち重大な病気を引き起こしてしまいます。

そのため、重症の場合は手術が必要です。軽症の場合は自然に治ることもありますので、主治医の先生と経過をみていきましょう。

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