脳性まひとは、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいる間か、生まれて間もない間に、何かの原因が脳に加わったために、
運動機能が障害された状態をいいます。

脳の損傷による症状は、運動、知的能力、てんかん、行動面など多岐にわたりますが、脳性マヒは、
特に運動面で障害のあるものに対して使われます。

脳性マヒにはいくつかのタイプがあり、一番多いのは「痙直型」です。これは、筋肉がかたくて手足が突っ張り、
曲げることが出来なくなります。

次いで多いのは「アテトーゼ型」という自分の意思と関係なく体が動いてしまうタイプです。

この障害は、2歳くらいまでに固定して、症状は進行しません。知能障害を伴わないものも25%くらいあります。

生後半年くらいまでの赤ちゃんのときに、脳性マヒを発見し、リハビリテーションを始めると、
脳性まひによる症状を軽くすることができます。首がすわる、座れる等個人差がありますが、次の点に注意してみましょう。

自分で身体を動かすことが少なかったり、生後2カ月から3カ月になっても手をいつも握ったまま開かなかったり、
筋緊張が強く身体を反り返えらせたりする時は、脳性まひを疑います。

また、乳児健康診査の時に少しでも疑いがもたれたら、かかりつけの小児科医に相談して、専門の施設を紹介してもらい、
診断と訓練を受けたほうがよいでしょう。

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