斜頚とは、簡単にいえば、赤ちゃんの首が曲がってしまう状態を指します。頚椎などの奇形、先天性筋性斜頚、炎症によるもの、斜視が原因のもの、理由は様々です。男女の差はなく、初産児や逆後に多くみられるようです。

生後5日から1週間たったころに、首のつけ根に固いこぶのようなしこりができます。このしこりは、しだいに大きくなり生後3週間ほどで最大になります。大きさは、小指の先から親指の先くらいまでさまざまです。

大半は首の片側にできますが、まれに両方の場合もあります。胸鎖乳突筋という首の筋肉になんらかの先天性の原因があって起こるのではないかといわれています。

ほとんどが、6ヶ月~1年の間に90%以上が消えているので心配はありませんが、1歳ころに自然に治ったように見えても再発することがあります。赤ちゃんの首が曲がってるなと思ったら、早めに小児科の先生に相談して、検査を受けましょう。

家庭では、赤ちゃんの寝かせ方に注意しましょう。いつも同じ方向を見ないよう心がけ、寝癖をつけないようにすることが大切です。

以前は、首のしこりを取るためのマッサージもありましたが、マッサージをしたためにしこりや周辺の組織が傷つき、手術をすることになったケースがあり、マッサージはとめられているようです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

アクセスランキング

最近のコメント

    あなたにおススメ記事

    1. 神経芽細胞腫

      いわゆる小児癌のひとつです。交感神経の組織に発生しますので、交感神経があるところはどこでも可能性…
    2. 回虫症

      回虫の卵がついた食べ物などから感染し、寄生する場所によって、肺炎や腸炎、胆道炎などを起こします。…
    3. 日本脳炎

      日本脳炎ウイルスに感染して脳に障害が起こる病気です。 豚が持つウイルスが、コガタアカイエカ…

    ピックアップ記事

    1. 夜も朝も暑い夏に、乳児にみられる高体温のことです。しばしば朝から午前中に発熱し、午後には熱が下が…
    2. 炎症性斜頚とは、首が斜めを向いて動かなくなったものです。軽い症状なら数日で治ります。学童に多い病…
    3. 冬生まれの子供は、寒い時期に生まれたので、慣れが早いようです。でも春や夏生まれの赤ちゃんははじめ…
    ページ上部へ戻る