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生後2~3か月の赤ちゃんの中には、反り返り(そりかえり)やすい赤ちゃんがいます。首や上体の後ろへのそり返りが強くて、
抱っこをしにくかったり、首が不安定だったりするのです。

3~4ヵ月検診で医師にも心配されることがありますが、ほとんどが心配のいらない「良性のそり返り」です。

赤ちゃんの首のコントロール機能は、首を前に曲げる機能より、後ろに伸ばす機能の方が先に発達していきます。首だけでなく、
上体も同じです。この、首や体の前と後の機能のアンバランスのために、2ヵ月から6ヵ月頃までは、不安定な姿勢の時や、
赤ちゃんが体に力を入れて何かしようとする時に、後ろの方の機能が優位に働き、後ろにそり返る結果となりやすいのです。

反り返りが強くても心配のいらない「良性のそり返り」なら、左右へのねじれが伴わず、リラックスした状態なら、
仰向けでねている姿勢で頭をまっすぐ(正中位)に保つことができます。

また、手を前に出したり、左右の手を同時に口へ運ぶことができたり、首の左右への立ち直り機能はよく働いて、眼の動きや表情・
手や足の動きの発達はよいなら、心配はないでしょう。

しかし、そり返りに首や肩のねじれが伴う時は注意が必要です。

3~4ヶ月以降:仰向けの姿勢で頭をまっすぐに(正中位)安定して保つことができない。

4~5ヶ月以降:首の左右への立ち直りが充分でない。

5~6ヶ月以降:リラックスした状態でも、腕を前に出したり、両手を前で合わせることができない。

赤ちゃんにそり返りがあって、このような状態も見られる時には、脳性麻痺に代表されるような中枢神経系、
いわゆる脳の問題が考えられますので、専門医に相談するのが良いでしょう。

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