黄色ブドウ球菌、連鎖球菌、肺炎球菌、MRSAなどの細菌が、体のどこかで感染症を起こしていて、それが、血流にのって関節内に流れ込んだことで発症します。症状が長く続くと、骨にまで影響を与え破壊されてしまう場合もあります。治療の遅れが予後に関係するので、早めに受診する必要があります。

股関節などの関節に急激な痛みが生じ、患部ははれて赤くなり、熱をもちます。膝や肘、肩、股関節などに多くみられますが、体のどの関節にも起こります。

関節は痛みのために動かせません。寒気やふるえをともなうこともあります。へんとう炎や膀胱炎、あるいは重篤な病気である肺血症などからおこります。まれに化膿性骨髄炎から広がって、発症することがあります。赤ちゃんが、おむつ交換のときに痛がる場合は、患部を動かさないように注意が必要です。

関節液を抜いて化膿菌を検出して診断をつけます。化膿菌がわかれば、それにきく抗生物質を投与します。関節はギプスで固定して冷やします。また、膿みが多いときには、関節を切開したり、関節内を洗浄することもあります。

治療を遅らせてしまうと悪化し、さらに症状が悪くなってしまいます。なによりも、早期診断、早期治療が必要です。早く治療すれば、完全に治る病気といわれています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

アクセスランキング

最近のコメント

    あなたにおススメ記事

    1. ボツリヌス菌

      日本での発症のほとんどは、「いずし」と呼ばれる保存食品が原因で起こっています。ほかにも、ハム、ソ…
    2. 貨幣状湿疹

      貨幣(コイン)のような丸い形をした湿疹で、子どもの場合は、四肢伸側や体幹、手背、足背など胴体に多…
    3. 化学物質過敏症

      化学物質過敏症は、アレルギー疾患のひとつです。化学物質過敏症は、長期間大量の化学物質にふれ続けた…

    ピックアップ記事

    1. 出産は、赤ちゃんが狭い産道を通って外の世界に出てきます。その課程で、さまざまなトラブルが起きるこ…
    2. 遺伝子の突然変異による病気で、見た目から小人症とも呼ばれます。受精前の段階で両親どちらからの遺伝…
    3. 熱中症、下痢や嘔吐などで体の水分が大量に失われておこります。顔色が悪く元気がない、肌や口の中が乾…
    ページ上部へ戻る