かぜ薬
風邪は、薬を使わなくても自然に治る病気ですが、普通の風邪でも、症状が強い、せきが長引くなど、心配な症状のときは、専門医を受診しましょう。
しかし、かぜの原因の多くはウイルスによるもので、ウイルスに対する特効薬はありません。いわゆる「かぜ薬」といわれているものは、かぜの症状を軽くする対症適応の薬のことをいいます。
発熱や筋肉・関節痛には解熱鎮痛剤、鼻水や鼻づまりには抗ヒスタミン剤、せきにはせき止め、痰の場合は痰切りが処方されます。風邪薬は、これらの薬を症状に応じて調合してつくられます。
薬で症状をやわらげてからだの負担を軽くし、そのあいだに自力でウイルスをやっつける手助けをするのが、風邪薬の役割です。
よく処方される風邪シロップは、消炎酵素薬、抗ヒスタミン薬、鎮咳去痰薬を合わせた薬です。この薬は、鼻水は止まりますが、せきがきれにくくなることがあり、処方に消極的な医師も多いようです。
解熱鎮痛薬は、38.5度以上の高熱で、赤ちゃんが眠れない、水分も飲めない、機嫌が悪いなど全身状態が悪いときに使えばよく、熱があっても元気がいいなら使う必要はありません。
なお、抗生物質は、かぜの原因によるウイルスにはききませんが、細菌による二次感染を防ぐために用いることがあります。
薬を飲んでも5日以上症状が続く場合は、風邪以外の病気も考えられるので、再受診したほうがいいでしょう。
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