血液には、全身の状態を知るためのさまざまな情報がつまっています。血液検査は、血液を少量採取するだけで、
必要な情報が得られるという簡単なものなので、一般的によく行われます。

血液の病気はもちろんのこと、全身の異常や病気の有無を、広範囲に調べる事ができます。採血の方法は、
ふつう腕または手の甲の静脈から、注射器で2~5cc程度を抜き取ります。赤ちゃんや静脈の細い幼児は、
耳たぶや指先を針で刺して採血することもあります。

・血液の成分の異常

血液を構成している血漿、赤血球、白血球、血小板の量や形、はたらきなどを調べます。赤血球や、
赤血球に含まれているヘモグロビンなどの量が少なければ、貧血と診断します。

病原菌などの侵入を防ぐ赤血球の数が多いと、細菌による感染症にかかっていることが疑われます。さらに、異常な形の白血球の有無や、
白血球の種類の増減を調べることによって、具体的な病気がわかります。

・血液の化学的成分の異常

化学的成分とは、たんぱく質、糖質(血糖)、脂質(コレステロールや中性脂肪)、酵素、窒素化合物、電解質などのことで、
数値の異常によって肝臓や腎臓の病気がわかります。

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