斜位(潜伏斜視)

斜視は目の機能に支障が出ていますが、眼の位置に異常はあるものの、目の機能は問題ない場合があります。神経の緊張で、両目の視線を平行に保っている状態です。視力低下などの自覚症状がないため、分かりにくい病気です。

それが斜位と呼ばれるものです。斜位の場合、両目で見たときは問題ないのですが、片方の目で見たときに目の位置がずれる現象が見られます。

斜位の種類には、内斜位・外斜位・上斜位・下斜位があります。

斜位の症状が、軽度で気にならなければ、放置していても大丈夫です。しかし、程度が強く症状があるときは、プリズム眼鏡を装用させます。また、神経の緊張で視線を平行に保っているため、無意識に脳の自律神経が疲れます。なので、自律神経系のさまざまな症状が引き起こされる場合があります。

斜位が進んで、片方の目を正しく使うことができないと、斜視に進行する場合があります。斜視に進行し、放っておくと弱視になったり、両目視機能の発達が遅れるなどの問題が生じてきます。また、網膜芽細胞腫、先天性白内障でも斜視がみられます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

アクセスランキング

最近のコメント

    あなたにおススメ記事

    1. 神経芽細胞腫

      いわゆる小児癌のひとつです。交感神経の組織に発生しますので、交感神経があるところはどこでも可能性…
    2. 風邪(予防2)

      寒いからといって、暑すぎるのもよくありません。子供は体温が高い上に、新陳代謝が活発です。大人より…
    3. 回虫症

      回虫の卵がついた食べ物などから感染し、寄生する場所によって、肺炎や腸炎、胆道炎などを起こします。…

    ピックアップ記事

    1. あごの関節が痛んだり口があきにくくなって、本来の機能が阻害された状態。最近、こどもに増えています…
    2. 単純疱疹が広い範囲に出現したもので、乳幼児に限らず、アトピー性皮膚炎の人に多発します。発熱、食欲…
    3. 女児(女性)だけに発症する、染色体異常の代表的な病気。特に性染色体異常が認められます。本来XYと…
    ページ上部へ戻る