高い熱が続いてからだの抵抗力が落ちたときなどに、歯と歯肉の境目の広い範囲にできる白い潰瘍を、壊死潰瘍性口内炎といいます。

患部はじくじくしていて、出血もします。粘膜や歯茎がただれ、口の中全体が痛むので、食欲がなくなり、元気もありません。口臭も強くなります。

口の中には多種類の細菌が存在します。体の抵抗力が落ちると、細菌が急激に増えて潰瘍を発生させます。

細菌の増殖と活動をおさえるために、抗生物質を投与します。塗り薬とうがい薬も併合します。痛みが強いので、歯みがきできない場合があります。うがい薬でうがいし、口の中を清潔にします。

痛みが強いと水分も取りにくくなりますが、脱水症状には気をつけなければいけません。少量ずつこまめに、できるだけ水分を与えるようにしましょう。

離乳食は量にこだわらず、冷たくて飲み込みやすいものを与えてあげましょう。栄養バランスよい食事を心がけることで、体力も早く回復します。

また、日本茶に含まれるタンニンには、粘膜や潰瘍部への収斂作用があるので、お茶を飲ませると一時的に痛みが和らぎます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

アクセスランキング

最近のコメント

    あなたにおススメ記事

    1. ガングリオン

      手や手首にゼラチン状の液がたまったコブのようなものができます。良性の軟部腫瘍で、これをガングリオ…
    2. ひょうそ

      手足の爪の下や周囲に細菌が感染して炎症を起こすもので、痛みがはげしく、リンパ節もはれて痛みます。…
    3. 回虫症

      回虫の卵がついた食べ物などから感染し、寄生する場所によって、肺炎や腸炎、胆道炎などを起こします。…

    ピックアップ記事

    1. 疥癬虫(ヒゼンダニ)の感染で起こる皮膚病で、感染力が強く、人から人へ、また寝具を介してうつります…
    2. 冬生まれの子供は、寒い時期に生まれたので、慣れが早いようです。でも春や夏生まれの赤ちゃんははじめ…
    3. 強酸の薬品がかかると、熱傷と同じように皮膚がただれたような損傷をおいます。その際は、流水で十分に…
    ページ上部へ戻る