化学物質過敏症は、アレルギー疾患のひとつです。化学物質過敏症は、長期間大量の化学物質にふれ続けたあと、微量の化学物質にふれただけで、頭痛や倦怠感、集中力の低下などの症状が現れる病気をいいます。最近話題のシックハウス症候群も、化学物質過敏症のひとつとされています。

これは抗原抗体反応ですから、化学物質過敏症はアレルギーの一種と考えられます。私たちのからだは、化学物質に接触し続けても、解毒作用や自律神経、免疫機能のはたらきによって、ある程度までは適応できます。

しかしどの程度適応能力があるかは、かなりの個人差があるのです。一般的に、この疾患になる人は、ふつうの人より10分の1から100分の1の低濃度で発症するといわれています。

日本での化学物質過敏症の発症者数はについて、調査数がとても少なくて、多数の医師はこの病気に関心がなく、診断できる医師が少ないのが現状です。そのため、別の疾患として診断されたり、原因不明として放置されている潜在患者はたくさんいるのではないかとされています。

ある年を境に突然発症する花粉症と同じように、化学物質過敏症も、突然発症者となる可能性は誰にでもあるといえます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

アクセスランキング

最近のコメント

    あなたにおススメ記事

    1. 風邪(予防2)

      寒いからといって、暑すぎるのもよくありません。子供は体温が高い上に、新陳代謝が活発です。大人より…
    2. ジフテリア

      ジフテリア菌が、のどや鼻の粘膜に感染して起こります。38度以上の高熱やのどの痛み、嘔吐などの症状…
    3. 包茎

      亀頭(おちんちんの先)が包皮で包まれている状態。3歳に満たない赤ちゃんのほとんどがこれに当てはま…

    ピックアップ記事

    1. 冬生まれの子供は、寒い時期に生まれたので、慣れが早いようです。でも春や夏生まれの赤ちゃんははじめ…
    2. 銅が体内の各臓器、とくに肝、腎、中枢神経系、角膜を中心に付着する病気です。3~15歳の小児期に肝…
    3. 骨髄に異常があるため、骨髄でつくられる血液細胞の造成が著しく低下し、赤血球、白血球、血小板がとも…
    ページ上部へ戻る