単純疱疹が広い範囲に出現したもので、乳幼児に限らず、アトピー性皮膚炎の人に多発します。発熱、食欲不振とともに、赤いポツポツが多数できます。水泡がいくつか集まって膿み、ただれて潰瘍になることもあります。近くのリンパ節がはれて、発熱することもあり、強い痛みをともないます。

帯状疱疹ウイルスが、アトピー性皮膚炎のような、皮膚のバリア機能が低下している人に感染しておこります。また、アトピー性皮膚炎治療薬として開発されたプロトピック軟膏によりさらに増加する傾向があります。

この病気は、乳幼児が単純疱疹ウイルスに初感染したときの重症型の病気とされてきました、しかし、最近は成人にも多くみられるようになりました。

顔や上半身など、アトピー性皮膚炎に起こりやすい部分に多く見られますが、顔面にできた場合は注意が必要です。目に及ぶと、角膜ヘルペスを引き起こす場合があります。

軽症ならば、抗ウイルス剤を服用します。重症の場合は、入院し抗ウイルス剤の点滴をおこないます。初感染で重くなると、命にかかわるほどですので、早く皮膚科医を受診してください。

アトピー性皮膚炎などの基礎疾患を適切に管理することが、再発予防につながります。

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