疥癬虫(ヒゼンダニ)の感染で起こる皮膚病で、感染力が強く、人から人へ、また寝具を介してうつります。

指の間、腕、ひじ、わきの下、腹部など皮膚のやわらかい部位に小水疱ができます。また、ダニが皮膚の下にトンネルを掘って卵を産みつけるため、細長く盛り上がった発心がみられるのも特徴です。

強いかゆみがあり、夜はダニが皮膚の表面で産卵するため、かゆみが増し、かきむしると化膿することがあります。

症状は、アトピー性皮膚炎などの湿疹皮膚炎と似ているので区別が難しいのですが、治療法はまったく違うので注意が必要です。

疥癬は、ダニに有効なオイラックス軟膏で治療をします。アトピー性皮膚炎を治療するステロイド剤などは、ダニには逆効果となります。専門医のもとできちんと治療した方が安心でしょう。

乳幼児では、感染した母親の添い寝からうつります。家族内感染するので、家族全員が医師の治療を受ける必要があります。衣類は80度以上の熱湯処理、寝具は日干しに。外泊は禁止です。

疥癬は、1ヶ月間の潜伏期間があるので、すぐに感染を確認することが難しい病気です。すぐに症状がなくても、家族の1人が感染したら、家族全員が受診し感染源をすっかり絶つことが大切です。

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