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ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群。黄色ブドウ球菌が作り出す毒素によっておこります。その毒素は、血液中に入って全身の皮膚に達し、皮膚の表面がやけどのように赤くただれて、向けてしまう病気です。

黄色ブドウ球菌は伝染性膿痂疹(とびひ)や麦粒種(ものもらい)などの原因ともなることで知られていて、人の鼻の中や咽頭にいる菌で、普段はなんら影響はありませんが、抵抗力が弱っていたり、とびひにかかって全身に広がり重症化したときなどに増殖してかかりやすくなります。

生後1ヵ月以内の新生児の場合は、リッター新生児剥脱性皮膚炎と呼ばれ、重症に入ります。基本的に入院が必要です。秋冬に多く、乳幼児に発症します。結膜や口の中まで赤くただれることもあり、時には全身衰退や敗血症、肺炎などを併発して命を落とすこともある、大変危険な病気です。

症状としては、風邪に似た発熱があり、皮膚が赤くなり、皮膚がはがれ、やけどをおったかのような状態になります。その部位は痛みを伴います。痛くて熟睡ができなくなるために、不機嫌になったり元気がなくなってきます。

治療は、原則として入院し、黄色武道菌に有効な抗生物質を点滴か内服することになります。やけどのようになったところは痛みが激しいため、軟膏を使うときはガーゼにつけてから、患部の上にやさしくのせるようにつけます。赤みが取れてきて、皮がはがれてきたら、お湯でタオルを湿らせて、そっとふいてあげるようにします。

入院中は、他の子どもにうつさないように、隔離される場合があります。入院中は、できるだけそばにいてあげると、赤ちゃんも安心するでしょう。

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