狂犬病は、狂犬病ウイルスに感染した動物の咬み傷から感染します。最初は風邪に似た症状と、かまれた部分のかゆみ、熱感があります。

急性期には、不安感、水を恐れるようになる恐水症状、興奮、麻痺や精神錯乱などの神経症状が現れ、その2~7日後に昏睡に陥り、
呼吸障害によって死んでしまいます。

1957年以降、日本では発生していませんが、海外で、まだその危険のある国や地域があります。潜伏期間が長いので、
帰国してからの発症も考えられます。

犬にかまれた場合、傷口を洗い、すぐに消毒します。皮膚がはがれていなければ、よく洗い流します。
刺激の少ない石けんがあれば使います。

消毒は、あとで医師が傷の状態をくわしくみるために、無色透明の消毒液がいいでしょう。傷が大きくて、出血がひどい場合は、
直接患部を圧迫して止血(しけつ)をし、救急車を呼ぶなどして病院へ行きます。

かまれたら、狂犬病ワクチン摂取の有無を飼い主に確認し、ワクチンを打っていない場合は、保健所や医療機関、
国立感染症研究所などに相談します。

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