赤ちゃんは、生後3~4日すると皮膚が黄色くなってきて、1週間から10日でもとに戻ります。これは、
生理的黄疸といって心配のない黄疸です。

黄疸とは、赤血球の分解されたあとの物質であるビリルビンが増加(高ビリルビン血症)するために、皮膚や粘膜にたまり、
黄色になった状態をいいます。

どうして赤ちゃんに黄疸が出るかと言うと、赤ちゃんがお母さんのおなかの中にいるとき、自分で呼吸できないので、
たくさんの赤血球を持ち胎盤を通してガス交換をしているのです。血液の赤血球にあるヘモグロビンといわれる血色素は、
大人では12~15mg/dlですが、赤ちゃんはなんと18mg/dlもあります。それで、赤く見えます。

赤ちゃんも生まれると自分で呼吸をするので、そんなにたくさんの赤血球は必要なくなります。そこで、不要になった赤血球を壊すと、
黄疸の物質ビリルビンがでます。このビリルビンは、肝臓で処理されるのですが、赤ちゃんはこの働きが不十分なために黄疸が出てしまうのです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

アクセスランキング

最近のコメント

    あなたにおススメ記事

    1. コリック

      いわゆるたそがれ泣きのこと。3ヶ月ごろにピークを迎えるので、3ヶ月コリックとも言われます。 …
    2. 点耳薬

      中耳炎などのときに、点耳薬を処方されることがあります。抗菌入りのものや抗炎症作用のあるものがあり…
    3. ガングリオン

      手や手首にゼラチン状の液がたまったコブのようなものができます。良性の軟部腫瘍で、これをガングリオ…

    ピックアップ記事

    1. 体内の結合組織の異常によって生じる、遺伝子異常による病気です。患者さんの約75%が親からの遺伝で…
    2. 新生児集中治療室(neonatal intensive care unit)。緊急な治療が必要な…
    3. 疥癬虫(ヒゼンダニ)の感染で起こる皮膚病で、感染力が強く、人から人へ、また寝具を介してうつります…
    ページ上部へ戻る