周期性嘔吐症は、アセトン血性嘔吐症のことです。別名自家中毒とも言います。

ストレスが心の負担となっていて、かぜをひいたときや楽しい行事を前にしたときなどに吐いたり、腹痛を訴えるという症状は、自分の体を守ろうとする自然な反応といえるのです。その時、体の中で糖分を燃やしてエネルギー代謝をしている機能が変調をきたし、血液中のアセトン体という物質が増えます。そのアセトン体が増えたために起こる中毒症のことです。

周期的に吐くという症状を繰り返すとともに、腹痛、ときには頭痛を訴え元気がなくなります。熱はでてもあまり高くなることはないようです。昼間より夜になって症状が現れることが多いようです。

3~5歳くらいの子どもに多くみられ、疲れやかぜ、ストレスなどによって引き起こされます。初めは食べたものを吐いていますが、そのうちコーヒーかすのようなものを吐くようになります。

脱水症にならないように気をつける事が必要です。嘔吐がひどい時は、食事を無理に食べさせる必要はなく、吐き気が治まったら、少しずつ消化のよいものを与えるとよいでしょう。

この病気は、第1子や男の子に多く、神経質でとてもよい子、一見、手のかからない子に多いのです。お母さんは、子どもの話にゆっくり耳を傾けてみてください。そして、規則正しい生活を心がけることも大切です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

アクセスランキング

最近のコメント

    あなたにおススメ記事

    1. 遺糞

      体に異常がないのに、4歳をすぎても大便をパンツの中にしたり、大便をしたまま歩くような状態です。便…
    2. 新生児低カルシウム血症

      赤ちゃんの血液中のカルシウムの量が少なくなる病気です。新生児テタニーとも呼ばれています。意識障害…
    3. 貨幣状湿疹

      貨幣(コイン)のような丸い形をした湿疹で、子どもの場合は、四肢伸側や体幹、手背、足背など胴体に多…

    ピックアップ記事

    1. 成虫は大腸、とくに虫垂に寄生して、虫垂炎をおこしたり、その卵が尿道や膣に感染して炎症を起こします…
    2. 遺伝子異常の病気です。特定の分泌腺に異常な分泌物が生成され、肺や消化管、組織、器官などが損傷を受…
    3. 春先から夏にかけて、腕や足に多くみられる皮膚のトラブルで、乳幼児に多発します。虫に刺されたような…
    ページ上部へ戻る