成虫は大腸、とくに虫垂に寄生して、虫垂炎をおこしたり、その卵が尿道や膣に感染して炎症を起こします。

ぎょう虫症は、子どもに最も多い寄生虫病なので、保育園や学校で検査が行われています。ぎょう虫は、盲腸に住みつき、メスが約1センチ、オスは約0.5センチほどの大きさで、寝ている間に、メスがおしりのまわりに卵を産みます。

ぎょう虫の成虫により、虫垂炎がおこれば、発熱、吐き気、腹痛などの症状が出ます。
成虫が産卵するときは肛門に出てくるので、かゆみがあり、尿道や膣に感染して炎症をおこすこともあります。不眠や発育不良を引き起こします。

保有者からでた成虫の卵が下着や寝具につき、それが手について、そのまま食べ物を入れたり、卵のついたチリが風によって運ばれて感染します。

家族が感染していることが多いので、パモ酸ピランテルやメベンダゾールなどの駆除剤を飲みます。1回の服用で90%位の効果がありますが、念のため2回服用した方がいいとされています。その後、ぎょう虫がいなくなったかどうか再検査する必要があります。

ふとんは日に当てて日光消毒し、衣類は清潔を心がけましょう。日常の手洗いも忘れずに。つめもいつも短く切り、かまないよう注意が必要です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

アクセスランキング

最近のコメント

    あなたにおススメ記事

    1. 新生児低カルシウム血症

      赤ちゃんの血液中のカルシウムの量が少なくなる病気です。新生児テタニーとも呼ばれています。意識障害…
    2. 点耳薬

      中耳炎などのときに、点耳薬を処方されることがあります。抗菌入りのものや抗炎症作用のあるものがあり…
    3. 包茎

      亀頭(おちんちんの先)が包皮で包まれている状態。3歳に満たない赤ちゃんのほとんどがこれに当てはま…

    ピックアップ記事

    1. 銅が体内の各臓器、とくに肝、腎、中枢神経系、角膜を中心に付着する病気です。3~15歳の小児期に肝…
    2. 生まれたときから股関節が外れている病気です。本当の意味での先天性(奇形)は少なく、大部分が関節が…
    3. 胃が回転してねじれることにより、食べ物の通過がさまたげられた状態です。新生児では、授乳後、ゲップ…
    ページ上部へ戻る