AN001_L

スポンサードリンク

胃が回転してねじれることにより、食べ物の通過がさまたげられた状態です。新生児では、授乳後、ゲップがでにくく、はきやすいということから気づかれます。頻繁におならをし、寝かすと苦しいので不機嫌になります。軽症例を含めると約10%ほどに認められるほど、比較的多い症状といえます。

2歳以降にみられる急性胃軸捻転では、急激な上腹部の痛みとおなかがはる膨満感(ぼうまんかん)から発祥します。

赤ちゃんの胃軸捻転は、胃がしっかり固定していないために起こります。胃が捻転し、食道を圧迫するので、げっぷが出にくくなります。無理に出そうとすれば吐いてしまう場合もあります。

新生児の場合は、授乳後、体の右側を下にして上半身を少し高くして、30分~1時間ぐらい寝かせておくと、はかなくなります。また、授乳後1時間ほどうつぶせにしておくのも効果的です。しかし最近は、うつぶせ寝が突然死の原因になるといわれているので、お母さんの目の届く範囲で、うつぶせ寝にしてあげてください。

月例がすすむにつれ症状は軽くなり、6ヶ月過ぎには自然に治ります。この頃になると、自分で寝返りもできるようになるので、わざわざうつぶせにしなくても大丈夫です。

その他に、浣腸も有効です。腸管のガスを浣腸で出してあげることにより、胃のねじれが戻ります。夜泣いて困っているときは、浣腸が有効です。

2歳以上の子どもでは、胃管を入れて胃の内容物を吸引し、ねじれを治します。このようにしても回復しないときや、繰り返すようなときは、胃底部の固定術が行われます。

スポンサードリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

*

post date*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

アクセスランキング

最近のコメント

    あなたにおススメ記事

    1. AN001_L

      ボツリヌス菌

      日本での発症のほとんどは、「いずし」と呼ばれる保存食品が原因で起こっています。ほかにも、ハム、ソ…
    2. AN001_L

      新生児低カルシウム血症

      赤ちゃんの血液中のカルシウムの量が少なくなる病気です。新生児テタニーとも呼ばれています。意識障害…
    3. AN001_L

      点耳薬

      中耳炎などのときに、点耳薬を処方されることがあります。抗菌入りのものや抗炎症作用のあるものがあり…

    ピックアップ記事

    1. AN001_L
      冬生まれの子供は、寒い時期に生まれたので、慣れが早いようです。でも春や夏生まれの赤ちゃんははじめ…
    2. AN001_L
      体内の結合組織の異常によって生じる、遺伝子異常による病気です。患者さんの約75%が親からの遺伝で…
    3. AN001_L
      炎症性斜頚とは、首が斜めを向いて動かなくなったものです。軽い症状なら数日で治ります。学童に多い病…
    ページ上部へ戻る