回虫の卵がついた食べ物などから感染し、寄生する場所によって、肺炎や腸炎、胆道炎などを起こします。地球上の4人に1人がこの寄生虫を持っているといわれています。

人の消化管で卵が孵化して幼虫になり、肺に達すれば肺炎を起こします。成虫になって腸にもどって寄生すると、嘔吐、腹痛、貧血、動悸などの症状があらわれます。胆道に迷い込んで炎症をおこし、はげしい腹痛が起こることもあります。

回虫の卵がついた生野菜を口にしたり、動物の糞便から感染します。イヌ・ネコ回虫症といい、子犬や子猫に感染している回虫の卵が砂場の砂に混入し、感染する例も知られています。

イヌ・ネコの回虫卵は、健康な人にとっては何の心配もいりませんが、免疫力の弱っている人や幼児が感染するのです。人から人への感染はしないので、排泄物の処理に気を使うことはありません。

回虫症を予防するためには、清潔第一です。回虫症は、衛生設備が整っていない地域に多く、水道の普及が十分でなく、不衛生な事が原因で起こっているからです。

また、生の食材は避けるようにし、加熱調理して食べることを心がければ心配はありません。また、砂遊びの後や、犬や猫と遊んだ後は必ず手を洗うことも大切です。

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