大腸の粘膜にただれや潰瘍をつくる病気です。子どもの場合は重症化しやすいといわれています。難病指定の特定疾患で、一度かかると一生治らない病気とされていました。しかし近年では、さまざまな治療方法が開発され、難病とは考えられなくなっているようです。

繰り返し腹痛や下痢、血便が見られます。発熱や脱水症状、貧血、体重減少などの症状がでることがあります。ゆっくり発症して慢性化していくケースが多く、子どもでは80~90%が重症化するといわれます。

遺伝的な要素に、免疫反応異常が加わって発症すると考えられますが、はっきりしていません。日本に比べ欧米人患者が多いため、食生活の影響や遺伝が関係しているのではないかと考えられています。肉体労働者より事務職に患者が多いことから、ストレスも大きく関係しているのではないかと考えられています。

急性期には食欲不振、消化吸収能力の低下がみられるので、低脂肪、かすが残りにくい低残渣の成分食を与えます。

動物性たんぱく質や脂肪の摂りすぎには注意し、ストレスはなるべく溜め込まないようにすることが、潰瘍性大腸炎の予防につながります。

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