腸重積症2
赤ちゃんの典型的な腸重積症は、小腸の終りの腸である回腸が大腸に入り込むために生じます。
原因としては腸に分布しているリンパ組織が腫れて大きくなり、この部分から大腸に入ってしまうと考えられています。
腸重積がおきると、腸管からかえる血液の流れが障害され、細い血管が破れて血液が腸の中に出るので、便に血液が混じります。 時間が経つにつれ、腸内容の移動が障害され、吐くようになります。
また、腸重積を起こした腸は次第に血液が流れなくなるために組織が死んでしまいます(壊死)。 このような腸の状態になる前に病気を診断し、治療を急がなければならないのです。
腸重積が疑われたら、診断と治療をかねておしりから造影剤を入れる高圧浣腸を行います。腸が入り込んで10時間以内なら、 これだけで治ってしまうことがほとんどです。
ただ、小腸まで入りこんでいたり、高圧浣腸をしても治らないときは開腹手術が必要です。高圧浣腸の場合は最低24時間、 手術の場合は1週間から10日(腸の一部を切除したときはそれ以上)の入院になります。
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