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ロタウイルス
感染性胃腸炎を引き起こすウイルス。ロタ(rota)は、ラテン語で「車輪」を意味しますが、その名の通り、車輪の名のような形をしています。
日本やアメリカでは2歳までのほとんどの子供がかかるといわれ、症状としては、水状の下痢と嘔吐が3日~1週間前後続きます。
感染した場合、子供の免疫力が低下していない限り、入院までいたるケースは少ないようですが、通常の下痢等より、激しい脱水症状を引き起こしやすいのでこまめな水分補給が必要です。
症状が改善するまでは、無理に食べさせず、ベビー用イオン飲料や、リンゴジュースなどで水分補給を。症状が和らいで、食欲が戻ったら、初期の離乳食のように、野菜スープや重湯を食べさせてあげましょう。
ウイルスは主に便中で発見されます。また、タオルや器具についた菌も死滅せず、感染の元となります。
オムツ替えの後、調理や食事前などは、子供の手洗いもしっかり手伝ってあげ、手拭タオルも頻繁に変えることが予防につながります。
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