かぜ・かぜ症候群

いわゆるかぜ。鼻、のどなどの急性の炎症です。原因の多くがウイルス感染です。鼻みずやせきがおもな症状です。乳幼児では、
突然発熱したり、くしゃみや鼻みずがでたり、鼻がつまったり、せきが出たりします。

ときには吐いたり、下痢をする場合もあります。少し年齢が上の子どもでは、鼻やのどの違和感が痛みで始まり、寒気、鼻水やせき、
頭痛や食欲不振などが現れてきます。

中耳炎や気管支炎、肺炎などの病気を併発することもあります。比較的元気で、食欲もあるようなら、2,3日様子をみてもよいでしょう。
3日以上発熱している、呼吸が苦しそう、きげんが悪い、ぐったりしているといった場合には、早く受信します。

いろいろな薬が用いられますが、どれもウイルスを攻撃してかぜを治すというものではありません。あくまでも対症療法であり、
症状を多少やわらげる程度です。

せきは、気管支をたんや病原体から守るために起こるものなので、むやみに止めるのはよくありません。せきが激しくて吐いたり、
眠れないなど苦痛がひどいようなら、少しだけでも軽くなることを期待して、咳止めを用います。

また、発熱は体が病原体を攻撃するときに起こります。解熱剤は使いすぎるとその攻撃の力を弱めるので、
できるだけ避けたほうがよいのです。高熱で、あまりにも辛いときにだけ服用させてください。

家庭でのケア

水分はほしがるだけ与え、食べ物は欲しがらなければ、食欲が戻るまで与えなくてもいいのです。熱の始めに寒気がするときは、
服を1枚多く着せますが、熱が上がっているときに厚着をさせたり、ふとんを多くかけたりすると、熱の逃げ場がなくなり、
逆に熱を上げる結果になってしまいます。

冬は乾燥していて、鼻やのどをさらに痛めるので、加湿器を使ったり、洗濯物を室内に干すなどして湿度を高めましょう。

入浴は、せきや鼻水が出ていても、熱がなくて元気ならだいじょうぶです。冷暖房の使い方にも注意し、
湯上りに温度差の刺激を受けないようにしましょう。小さな赤ちゃんが、鼻づまりやせきでミルクが飲めないときには、
熱のあるなしにかかわらず受診しましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

アクセスランキング

最近のコメント

    あなたにおススメ記事

    1. 網膜芽細胞腫

      目の奥にある網膜に発生するガンです。1万5,000人に1人の割合で起こり、ほとんどの場合、片目だ…
    2. オウム病

      オウム病は、人蓄共通感染症の一種で、家の中で飼っている鳥の糞などからうつる病気です。 人蓄…
    3. 遺糞

      体に異常がないのに、4歳をすぎても大便をパンツの中にしたり、大便をしたまま歩くような状態です。便…

    ピックアップ記事

    1. 銅が体内の各臓器、とくに肝、腎、中枢神経系、角膜を中心に付着する病気です。3~15歳の小児期に肝…
    2. O-157とは、病原性大腸菌の一種です。正式名称は、「腸管出血性大腸菌O157」と呼ばれたいます…
    3. 出産は、赤ちゃんが狭い産道を通って外の世界に出てきます。その課程で、さまざまなトラブルが起きるこ…
    ページ上部へ戻る