ポリオは「小児マヒ」とも呼ばれます。原因となるポリオウイルスに感染すると、最初は風邪のような症状で、発熱、頭痛、
嘔吐があらわれて麻痺が出現します。

一部の人は永久に麻痺が残ったり、呼吸困難によって死亡したりすることもあります。
日本でも30年ほど前までは流行を繰り返していましたが、今では予防接種の効果で自然感染は報告されていません。しかし、
世界ではまだまだポリオが流行しているところがたくさんありますので、予防接種が必要です。

ポリオは、感染した人の便中に排出されたウイルスが口から入り感染します。ポリオウイルスは腸の中に侵入し、
体の奥へ奥へと入り込もうとします。そのため、腸の粘膜にポリオの抗体が十分にあれば、
体の奥深くにウイルスが入る前に病気を撃退できるので、スポイトでワクチンを直接飲んで腸に働きかけます。

通常、ポリオの予防接種では副反応がほとんどでません。接種後に発熱がみられることがありますが、
ポリオの副反応ではなく他のウイルスによる発熱の場合がほとんどです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

アクセスランキング

最近のコメント

    あなたにおススメ記事

    1. 斜位(潜伏斜視)

      斜視は目の機能に支障が出ていますが、眼の位置に異常はあるものの、目の機能は問題ない場合があります…
    2. ガングリオン

      手や手首にゼラチン状の液がたまったコブのようなものができます。良性の軟部腫瘍で、これをガングリオ…
    3. ひょうそ

      手足の爪の下や周囲に細菌が感染して炎症を起こすもので、痛みがはげしく、リンパ節もはれて痛みます。…

    ピックアップ記事

    1. 成虫は大腸、とくに虫垂に寄生して、虫垂炎をおこしたり、その卵が尿道や膣に感染して炎症を起こします…
    2. 熱中症、下痢や嘔吐などで体の水分が大量に失われておこります。顔色が悪く元気がない、肌や口の中が乾…
    3. 先天的な病気です。その名のとおり、先天的に胆道が拡張している病気です。子供のときに見つかることが…
    ページ上部へ戻る