川崎病の問題は、発熱して10日目ころからおこります。そのころから、心臓の血管の一部にこぶのようなふくらみが現れ、
冠動脈瘤を形成するのです。

半数近い子にみられ、3~4週目にもっとも大きくなり、その後はだんだん小さくなって消えるのがふつうです。

ただ、約20%のこどもにそのまま冠動脈瘤が残ってしまいます。そのため、ごくまれに、心臓からの血流がとぎれ、
突然死することがあります。

川崎病は、入院しての治療となります。原因が分からないので。原因治療は行えません。冠動脈瘤の形成を防ぎ、
それによる心筋梗塞を予防するため、急性期の炎症を改善する治療法をとります。

もっとも一般的に行われているのがアスピリン療法です。血がかたまるのを防ぎ、血行をうながす方法です。また、ヒトのガンマ-
グロブリンを静脈注射する治療法も有効とされます。

後遺症の冠動脈瘤については、血管がつまらないようにアスピリンによる抗血栓療法を行います。
大半は2年以内に冠動脈瘤が消えていきます。残るのは患者の3%ぐらいで、冠動脈がせまくなったら、
バイパス手術をして血管どうしをつなげます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

アクセスランキング

最近のコメント

    あなたにおススメ記事

    1. 包茎

      亀頭(おちんちんの先)が包皮で包まれている状態。3歳に満たない赤ちゃんのほとんどがこれに当てはま…
    2. 化学物質過敏症

      化学物質過敏症は、アレルギー疾患のひとつです。化学物質過敏症は、長期間大量の化学物質にふれ続けた…
    3. XXX症候群

      XXX症候群はトリプルX症候群とも呼びます。女性のみに見られる性染色体異常です。 妊娠初期に流…

    ピックアップ記事

    1. 春先から夏にかけて、腕や足に多くみられる皮膚のトラブルで、乳幼児に多発します。虫に刺されたような…
    2. 女児(女性)だけに発症する、染色体異常の代表的な病気。特に性染色体異常が認められます。本来XYと…
    3. 遺伝子の突然変異による病気で、見た目から小人症とも呼ばれます。受精前の段階で両親どちらからの遺伝…
    ページ上部へ戻る